書籍・雑誌

2009年10月26日 (月)

『目立つ力』 ~インターネットで人生を変える方法~ 勝間和代著

Medatsu インターネット内で、「目立つ」ことでチャンスを開き、成功してきた著者の「自分を知ってもらうためのコストを徹底的に下げることこそが、自分に対して新しいチャンスを運んでくる鍵になる」という戦略と戦術をあますことなく公開。(以上 同書 帯ページから抜粋)

勝真和代さんが、自分のブログを通しての自己表現を通して、ベストセラーを生んだこと、人脈が広がっていったことを通じての、ブログhow to 本的な新書です。

個人的には、ブログを通しての他者や世間との関わり、繋がりが書かれた本については、『ウェブはバカと暇人のもの』に共感が。

確かにブログをはじめたことによって、思いがけない人脈が増えたり、本、新聞、音楽、映画をみる、きくといった行為にも、以前よりも五感を働かせ、他者はどんな風に感じるのかな?と第3者的な目でも見たりと、ブログをする前よりも客観的な感覚が身に付いたと思います。

でも、素人のブログは、あくまで素人。あくまで、ボクはサラリーマンです、同書で、勝間さんも指摘しておりますが、自分のブログに人気が出たからといって、変な勘違いはいけません。

自分の本職、リアルな世界で活躍してこその人生です。

それでも、ブログに関わることは、ちょっとした人生のスパイスだと感じてます。

同書で推奨している、PDCAサイクル Plan Do Check  Action = 計画 行動 改善 継続 という行動はブログだけでなく、日常生活、ビジネスでも同じことですね。

いずれにせよ、成功したからこそ書ける本だと感じました。

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2009年10月 7日 (水)

新・資本論 僕はお金の正体がわかった  堀江貴文著

Horiebon 特に、堀江信者でも、アンチホリエモンでも無い、僕ですが、その大仰なタイトルにも惹かれ購入。

06年の1月に証券取引法で逮捕された、堀江氏が語る、独自のマネー哲学。

ブックレビューを見ると、大半が批判的な内容。

それでも、僕てきには、うんうんと頷くところも、多々ありました。

・年収300万円に人が年に50万貯めても意味が無い

→まるで、自分に当てはまるようなチャプターです。堀江氏の感覚では、意味が無いかもしれませんが、自称 準ワーキングプアの僕にとっては、意味があります。 中古外車のメンテや修理費用、友人や知人の冠婚葬祭費用、交際費、、、そうそう金利の掛かるローンも組めません。

・中途半端な投資より起業

→結構、勇気や希望をいただいた章です。今、僕はサラリーマンですが、現在の職場は、まったくといっていいほど、自分のカラーに合ってません。今のテンションで仕事するよりも、リスクを背負ってでも、起業しようと、以前から思っております。

札幌の南3西8あたり、ちょうど、狸小路のはずれあたりで、古着屋や雑貨店などの出店。吉祥寺のヴィレッジバンガードや代官山のハリウッドランチマーケットの様な、洋品店もいいかな......

堀江氏は、「たとえ失敗してもおかしなところから、お金を借りてしまったということでなければ、命を取り上げられるわけでは無い」と、氏に似合わず(?)根性論的なことを語っております。

同書で、氏は、生命保険、ギャンブル、住宅ローンなどについて書いております。

この本を読む上で、最低限に必要なことは、ある程度の経済、経営、株の知識を持ってなければいけないと思います。

レビューでは、批判的な内容も目立つ同書ですが、僕的には、そっと背中を押された気がします。

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2009年8月25日 (火)

『ウェブはバカと暇人のもの 現場からのネット敗北宣言』 中川淳一郎著

Webbaka 最近、読んだ本で、こんなにスカッとした爽快感を味わえる本はありません。

ブログを2つ、ホームページを一つ、管理している僕にとって、一見、この本は、敵側に位置しそうですが、著者の中川氏自身が、インターネット上のニュースサイトの編集者、ネット情報発信に関するコンサルティング業務を行っている、ネット側の人間。

そんな、中川氏が、自虐的ともいえる本書、それもバカ、暇人と言いきってしまう意図は、本書を読むうちに理解できるような気がしました。

「ネットは時間制限なしで利用可能。外に出ないから交通費もかからず、腹も減らない。ブログ、動画など無料で使用できる。 暇人にとってネットは最高の娯楽。ヘビーに書込む人は暇人。 当然、カネを持っていない層でもある」

→グサっとした人、腹を立てる人、色んな意見があるでしょう。でも、僕的には、TV好きな人もゲーム好きな人も大差ないと思いますが、反論できるほどの理論も無いです。

「ネットユーザーは誰かの主張を聞きたいのではない。 心地よい空間を探しているだけ。
 自分と意見が違うものがあれば不快になる」

→これは、ちょっと偏見だと思いますね。他人がどんな考えを持っているのか、知ってみたいです。

何よりも、真実味、説得力があったのは、第5章 ネットはあなたの人生をなにも変えない

より、「ネットが一般に広がったとき、 夢 が多くに人に与えられた。ブログで面白い文章を書いていれば、誰かが、私を引きあげてくれるはず。」 だが、これは幻想である。結局は、リアルな世界で活躍している人だけが多額な報酬を得たり、スポットライトを浴びるのである。

自分がブログをやっている動機は、疎遠気味の友人、知人に自分が元気にしていることを伝えたい、文章力、構成力を鍛えたい。ということで始めました。

2007年に在函館少年というブログを開設。当時の僕は、クラシックカーミュージアムという施設の広報や営業の仕事に就いておりました。

そこでは、プロのライター、編集者、TVやラジオのアナウンサー、編成局長などと一緒に仕事をさせていただくことが多く、「どうやって、自分を彼らにアピールするか?」と考えた結果、地元函館をテーマにしたブログを書いて、名刺代わりにしてみようと思い立ちました。

それが、開設してから2か月くらいすると、アクセス数も多くなってきて、ちょっと困ってしまいました。

いつのまにか、グルメ系にカテゴライズされるようになり、自分のリアルな感情を書きずらくなってしまいました。

それに、店を紹介するというのも、他人のふんどしで相撲をとっている気もしてきて.....

そこで、在函館少年は、タウン誌的な要素を強め、この脱力少年で自分のホンネ的な感情をつたえようと、決めました。

先日、2週間ほど、六本木にある東京ミッドタウンのテナントで、1日15時間労働で、働きました。ブログを更新する暇もない状態です。

そんな、リアルな空間に身を置いてみて、ネット上で自分を表現するのは、確かに、虚構的な感じがしたのも事実です。人間の価値はいかに、リアルな世界で活躍、貢献できるかが大事かと、当たり前のことですが。

と、いいながら、今、キーボードを叩いているのは、上手く、説明できませんが、楽しいのも事実です。

結局のところ、他人と共感を得たいという欲求が、多くのブロガーを生みだしているのではないでしょうか。

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2009年7月17日 (金)

『ラーメンの真髄』 石上秀幸著

Sinzui ラーメン好きの人には、絶対に読んで欲しい本です。私毎で恐縮ながら、ナンバーズビジョンというサイト内で、ラの道という章を設けております。(こちらへ) このコーナーは、函館、室蘭、札幌、青森、弘前市のラーメン店を中心に、僕が、納得した店をレポートしたものです。

ラの道というタイトルには、「ラーメンってなんぞや」、「店主の想い」、「商売として」、などを探究していこうとの思いから名づけました。

今回、紹介する、石神氏の『ラーメンの真髄』は2007年の7月に、ベスト新書から刊行。

石神氏に関しては、『石上秀幸セレクション』や、氏も監修に携わっているコミック 『ラーメン発見伝』を通して、ラーメンの専門知識や心構えを参考にさせていただいております。

この『ラーメンの真髄』は、石上氏のラーメンに対する想い、知識、おいしくいただくテクニックなどを分かりやすく、語り口調で書かれております。

漫画『美味しんぼ』の影響を受けていること。中華そばからラーメンへ進化した背景。魚介ダシ、ダブルスープ、つけ麺等、現在のブームの背景。等。

なかでも、第4章、第5章の「行列のできる店は本当にうまいのか?」、「旨いラーメンはタクシー運転手に聞けって本当か?」、「科学調味料は本当に悪か」、「撮影法」など、ラーマニアならずともに興味深い内容です。

個人的に一番、考えさせられ、共感を得たのは、以下抜粋「ラーメンは食べものてあって、見せものではありません。(中略)撮影をするときは、店の人に『撮っても大丈夫ですか?』と聞くのが当然のマナーです。」   自分も出来るだけラーメン店では、店主の前に座り、許可を得てから写真を撮り、ブログに載せるようにしてますが繁盛店では、聴きそびれることも。少しでも、いい写真、いい文を書く意味でも、更に、コミュニケーションを図りたいです。

そして、●中華料理原理主義者がラーメンを滅ぼす の章には、まったくもって同感でした。年配の中には、「最近のラーメンはゴテゴテしすぎ、昔ながらのシンプルが一番」、「ラーメンで1000円なんておかしい」といいった意見を唱える人を原理主義者と読んでおります。

若手や新進のラーメン職人が、現在よりもっと美味しいラーメンを作ろうとする創意工夫を重ねて作った一杯を懐古主義で批判されたら、ラーメンの進化はありません。との石上氏の意見には、大賛成です。

僕にとってラーメン店で、店主の前でラーメンを食べるのは、好きな作家の小説を読むこと、好きなミュージシャンのライブに行くこと、かっとんだ言い方なら●×することともいえます。

一杯を食べることって、単に空腹を満たすだけでなく、店主の人生を喰らうことといったら大袈裟でしょうか?

と書いていて、食べたくなってきました。時間はもう0時、とりあえず、カップヌードルでも喰おうかな。 

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2009年7月 1日 (水)

『作家とは何か 小説道場・総論』 森村誠一著

上巻にあたる『小説の書き方・実践編』に続き、下巻の『作家とは何か 小説道場・総論』を読ませていただきました。実践編が、テクニカルな内容であるのに対し、総論は、作家としての心構え、生活、どうあるべきか、などが語り口調で親しみやすく語られれております。

今作を読んでいると、文を書く上で一番大事なのは、人柄や人間性なのかなって気もしてきます。森村氏のホテルマン時代の話や人との出会いを大切にする姿勢などは、すべて文章に還元されている気がします。

文書の技巧表現って、読み手がどう自分の本意、思想を、的確に受け取ってくれるか?と思う気持ちが、結局、テクニックに繋がる気がします。

説明と描写の違いも、文を書く上で、永遠のテーマですね。引用文的な説明は、場合によっては、文章のライブ感を損なうでしょうし、だからといって、専門的な要素を、何の説明もなく、書いていくと、受けては疑問点を抱えたまま、スッキリしないでしょうし。

また、恋愛の表現って恋愛が多いほど、有利なのか? ってのも気になりますね。

以前、サザンの桑田佳祐さんが、自分の恋愛についてのリリックは、実体験でないとFM番組で語っておりましたが、それは、すぐれた描写力の為せる技なのでしょう。

小説を書く上で重要なのは、きちんとした日本語、描写力、そして相手にどう伝えるか?ってことなのでしょう。

さて、そろそろ、書いてみようカナ。。。

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2009年6月15日 (月)

「小説の書き方」 実践編 森村誠一著

Shousetsukakikata昨年の暮れに、来年は、「小説を書く」という目標を掲げました。

それも、忙しいという、エクスキュースで、実現せず。

確かに、時間は少ないのですが、それよりも、どう切り出していいのか、どう、構成してゆくのか。起承転結は、最初から具体化しておくのか?等と、考えていくうちに、実行せず。

自分の頭の中には、ハタチの女の子が主人公の、あるていどのストーリーが出来ているのですが、、、

今回、紹介する 「小説の書き方」は実践編と総論の2冊同時発売。先ほど、実戦編を読み終えたところです。

実践編は

第一章 アイディアと構成 第二章 書き始めと結末 第三章 プロットの立て方 第四章

文章論-言葉の6大機能 第5章 文体論 第6章 実作のサンプル

と、これは、小説のみならず、ビジネスの企画書やブログを書く上でも、参考になる内容です。

面白い文章というと、オリジナリティが溢れる表現力があるようなイメージが、ありますが、森村氏のこの一冊を読んでみて、推敲(添削・修正・補筆を含む)、時制(時系列)、前段との整合、重複語、など国語的な能力や、また、人生経験から、滲み出るコトバが、反映されていると説いております。

これは、私が最も愛する作家 村上龍氏や今作の森村氏にも共通すると思われるのですが、好奇心ってとても大事かと思います。何事も、取り入れようとするキモチが、そこから吸収した知識や感動を人に伝えたくて、自然と、ペンが動くのが、イイ文かなって、思ったりもします。

次は、総論を読んでみます。

僕が、書くのはその後かな

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2009年5月 7日 (木)

「読ませるブログ」 樋口裕一

Yomaseru この脱力少年以外にも、地元ネタのブログを管理している僕ですが、「きちんとした文章」を書けるようになりたいと常々、願っております。今回、読ませていただいた「読ませるブログ」は小論文の神様と呼ばれる、樋口裕一氏が、分かりやすく、丁寧に書いた書籍です。

樋口氏の思考は、ブログを書くことによって、別の自分を発見できる。文章には客観性が必要。誰に向けて発信しているのかをハッキリさせる。根拠を示す。文体を決める。書き出しの工夫。省略。文末表現、、、、ブログだけでは無く、ビジネスシーンに於いての報告書にも、充分に参考になる内容です。

個人的に、今まで自分が書いてきた記事は、600文以上あると思いますが、自分で、達成感が感じられたのは、10前後です。自分がイメージする、イイ文章とは、見ている人が、その記事の光景が、すぐイメージできる、ビビッド感、否定表現を使わない、基本的に3人称って感じです。

やはり、アクセス数やグーグルランクも大事ですが、読んだ人が、すこしでも、楽しんでくれることが、一番の励みです。

ちなみに、僕がいつもチェックしている、理想のブログを紹介してこの記事を終わります。

まず、ひとつは mm(ミリメートル) これはフリーライター 前原政之の、感想日記(本・映画・音楽・マンガetc.)+日常雑記 このブログは、題材の選択、前原氏のシニカルな感性、文章の切り口など、見ていて、惚れぼれします。

次は、jovs house(じょばんにの家) これは、ラーメンを中心としたグルメ系ブログなのですが、コンセプトがハッキリしていて内容に一貫性があり、ぶれず、それでいて、語りかけてくるような文体、店の選択、写真の構図のよさなど、僕の憧れのサイトでもあります。

これからは、文章、画像、その記事を紹介するタイミングを考えて、見ている人が、どれどれって思いながら、見てくれるブログを目指します。

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2009年4月20日 (月)

『デザインを科学する 人はなぜその色や形に惹かれるのか?』 ポーポー・ポロダクション

Dezainpopo ソフトバンククリエイティブより発行されている『デザインを科学する』を読ませていただきました。書店で表紙を見た時は、色彩学やその色からの心理学的な内容かなと思いましたが、内容は認知心理や脳内生理学、網膜についてなどの専門的でやや難解なジャンルをほのぼのとしたサルが解説してくれて、あっという間に読み終えました。

世の中に溢れている広告、標識などのデザインは、形、色(色彩、配色)、固定観念、イメージなどを考慮の上に成り立っているのが納得できます。

私毎で恐縮ですが、以前、眼鏡店や眼科にて勤務しており、モノを見る仕組もや色覚、認知の項は、懐かしくもあり、分かりやすく著書の原田玲仁さんの論理的かつ親しみやすい文体に引き込まれました。

デザイン性の優劣は見た目だけでは無く、機能性との両立が出来ているほど素晴らしいというのには納得です。

僕のお気に入りの所持品でいえば、吉田カバンのショルダーバック、999.9(フォーナインズ)やアランミクリのメガネ、7年間半の期間、僕の愛車であったプジョー206の曲線など。

この本を読んで、何故か、ラーメン店でのどんぶりの色どりや、寿司の盛り付けなども意識して観察しております。

この本のように、日常、意識としてスルーしていることがらが、計算されたコンセプトの上に成り立っていることも理解でき、色々な意味で目から鱗でした。

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2009年4月 7日 (火)

『病とフットボール エコノミークラス症候群との闘い』 高原直泰著

Takahara 現浦和レッズFW 高原直泰が2007年秋、ドイツブンデスリーガ フランクフルト在籍時に発表した『病とフットボール』を遅ればせながら読ませていただきました。

高原のサッカーに対する想い、エコノミークラスを発症してからの人生観の変化、2010年Wカップへの情熱などを、クールながら熱く語っております。

エコノミークラス症候群は、一度、発症したら一生付き合っていかねばいけない病気。

高原は過去に2度発症。2002年韓日W杯前に発症して、代表落ちした時ことは記憶に新しいところです。

高原は同書でもし3回目の発症があれば、引退する覚悟でいるとも。

高原は昨年からレッズに加入するも、不振が続き、代表落ちしております。ジュビロサポの僕としては、レッズに加入したときは『何でだよっ!』と思いましたが、やはりそのキレのあるシュートを見ると応援してしまいます。岡田監督、俊輔らも復帰を待ち望んでおります。

黄金世代と言われた1979年生まれ組の、高原、小野、稲本、中田浩、とかつての輝きが失せているようですが、彼らが日本代表に必要とされる時が来るかも知れません。

アテネ、北京五輪世代の壁となってくれ。

そして、もう一度、ゴンタカ2トップが見たいです。

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2009年3月13日 (金)

「モデル失格」 押切もえ著

Moderusikkaku 特にもえちゃんファンというわけでは無いのですが、書店で見て、「絶対タメになるオーラ」を放っているようで、ためらわずに購入しました。それまでのもえちゃんへの印象といえば、EX系雑誌でのコギャルメイク時代のキャピってる印象とNHKの「英語でしゃべらナイト」でのひたむきな女性って2つのイメージがありました。

「モデル失格」は太宰の「人間失格」から拝借したタイトル。もえちゃんは最初、欠陥だらけであった自分が、数々の挫折から立ち直り、前向きなアティテュウド(姿勢)を心がけることによって、幸せを手に入れることが出来るとこの本で、語っております。

コギャル時代、日雇いバイト時代、学生時代の恋愛・失恋、人見知りな性格の克服、コンプレックスへの対処、エビちゃんのこと、ダイエット.....包み隠さず、書いております。

本当に努力家なんだって感じました。正直言うと、僕も昨年、自分の職場が閉鎖され、今はまったくといっていいほど、自分のキャラと合わない職場におります。それでも、苦手な事をマスターしたとき、お客様に喜んでもらったときに、「この仕事も悪くないナ」って最近思えるようになってきております。そんな今、この本は今のジブンの背中をそっと押してくれている感じがしました。

ビジネス的な本って、ためになる反面、なんか、著者の上から目線的なことを感じて素直に実行しずらい、へそ曲がりの僕ですが、このもえ本は、心にスーっと入っていくようでした。

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2009年2月27日 (金)

北尾トロ著 『男の隠れ家を持ってみた』

Otoko 当時47歳の主人公男性 北尾トロ氏が、自分を見つめなおすべく、知らない町でアパートの一室を借り、その隠れ家での日常を通して、巻き起こる騒動を揺れる気持ちで描いた、親近感が湧いてくるような一冊でした。とはいえ、

「連載はつらかった。読者が望むであろう思いがけない展開や爆笑エピソードが出てくることはまずないことが早々に分かったからである。」

とトロ氏は綴っておりますが、そもそも、普通に生きていてそんな展開ってあまりありません。それよりも、トロ氏のお隣さんとのコミュニケーション、地元の飲みやで知り合った常連さんたちとのふれあい。トロ氏の母からの電話「あんたは長生きせなあかんよ」とのやりとりにはちょっと感動。トロ氏の父は当時のトロ氏と同じ47歳で他界。また、その年、トロ氏に初めての子供が授かったのです。

冒険心、孤独感、やさしさ、不安など揺れるトロ氏の気持ちにいつしか自分を置き換えていました。

この作品の評価は、賛否両論ありますが、僕はこれはトロ氏の真骨頂と感じました。

*以前、トロさんと一緒にお仕事させていただきました。その時の記事はこちらへ

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2009年2月24日 (火)

「ほんわか!」北尾トロ著

Honwaka 北尾さんは、実験的、冒険的、ドライ&ウォーム、脱力感という形容が似合う作家さんだと思います。「ほんわか!」は本にまつわる疑問を実際に体験取材を通して調査したドキュメント本です。読書好き男子が合コンでモテルのか? チリ紙交換に出した本の顛末は? 官能小説のタイトルはどのように決まるのか? などトロさんやその仲間の人だからこそ着眼したテーマでしょう。北尾さんとその取材を通して、触れあう人たちもコクがあり、最後まで一気に読んでしまいました。自分も北尾さんたちと取材できたらなあと感じました。

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2009年2月21日 (土)

「自然体 自分のサッカーを貫けば、道は開ける」 遠藤保仁著

Sizentai 「コロコロPK」といえば、今やサッカーファンならずとも、浸透しているサッカーワードといえるのではないでしょうか。現日本代表MF ガンバ大阪の遠藤による自叙伝が発刊されました。「自然体」は遠藤のサッカー人生を通じてのサッカー感はもとより、人生観などを、その書籍題名通り、自然体な語り言葉で語られております。遠藤といえば、不遇のサッカー人生を送っているように思われます。フリューゲルスの消滅、2002年日韓W杯落選、2006年ドイツW杯代表選出もピッチに出られず、北京五輪オーバーエイジ選出されるも、ウイルス性肝炎のため辞退....これらの屈辱も常に他人のせいにせず、自分に何がたりないかを考えて進歩していく様子は「自然体」というタイトルに矛盾する気もします。遠藤曰く、俊輔が完璧主義ならば自分は気分屋でそれが上手くかみ合っているとも語っております。現在の代表の柱は俊輔、遠藤、中沢がキーマンであるのは疑いの無いところ。日本がW杯予選を勝ち抜けるかどうかは遠藤のパフォーマンスにかかっているといっても過言ではないでしょう。サッカーファンであれば、この本と俊輔の「察知力」を読むことをおススメします。

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2009年1月21日 (水)

「ウケるブログ」 高瀬堅一著

Web100 ブログやホームページを管理しているということは、自分の知らない不特定多数の方々に閲覧されていることになります。そうなると僕的には、アクセス数よりも、「表現が適切か?」ということが気になってしまいます。自分の出来事や感情を伝えるにしても、主語と述語の掛かり方、時制、句読点の打ち方一つで、読み易さが違ってきます。ちょうど、『人志松本のすべらない話』でウケた話を知人にしても、芸人のようにオモロクできないことに似ているかもsad 今回、紹介する『ウケるブログ』はブックオフで見つけました。起承転結的な基礎的な部分から冒頭分での惹きつけ方など、ブログというよりも通常の文章にも応用できる良本と感じました。僕的にブログを書くときは、自分の個性を出すべく、なるべく他人が使っていないコトバで形容しておりましが、そこに気を取られて、国語的には稚拙な文章も多々あると思います。これからはイイ意味で小学生が読んでも理解できる文体が書けるように心掛けようと思っております。

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2008年12月 1日 (月)

『松本の兄』を読みました。

Ani 昨年の夏に、発売された松本人志の兄、松本隆博著 『松本の兄』を読みました。書店で見かける度に気になっていたのですが、先日、ブックオフで175円で販売されており、ようやく購入デス。弟 人志の少年時代を中心に、兄弟愛、家族愛、特にオカンの愛情など、語り口調で書かれた、ほのぼのさせられる内容です。愛犬の死で号泣する人志少年、一度だけ弟に手をあげた出来事など、松本ファンで無くても、楽しめる内容です。下町の人情が描かれた内容はビートたけしの『たけしクン、ハイ』にも通じます。

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2008年11月25日 (火)

北尾トロ 「中央線でネコとボク」

Toro 北尾トロさんの新刊「中央線でネコとボク あの日、あのコと目があって」を読ませていただきました。トロさんの青春時代から現在までを、その時の飼いネコとともに繰る広げられるドラマを日記帳風に書き下ろした、ほのぼのとしながら、どこか切なさも感じられるストーリーです。北尾さんとは、僕が、以前、勤務していた観光施設の取材で一緒に、お仕事させていただきました。(記事はこちらへ)最初はちょっと、神経質そうな感じでしたが、取材がノッテくると、とても、朗らかで周囲も一緒に、楽しい気分にさせてくれるような思いやりが感じられる人でした。この「中央線......」も、ネコに対する愛情、奥様へのおもいやりが押し付けではなく、さりげなく感じられ、読んでいて、ジブンの心も癒されるようです。北尾さんといえば、その観察眼を活かした、裁判シリーズや体験モノに定評がありますが、この一冊はイイ意味で期待を裏切られた感じです。

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2008年9月12日 (金)

中村俊輔著 『察知力』

Saccih 俊輔の書き下ろしということで、期待大で購入。個人的に期待したことは、Jリーグのこと、ヒデのこと、マンU戦でのフリーキック、そして日韓W杯の落選と。誠実そうな俊輔が金子達仁ばりの毒舌なコメントも見てみたい気も。この本はそんな僕の興味本位な期待を完全に裏切ってくれました。それもいい意味で。これは良質のビジネス本です。この本を通じて俊輔が一番、伝えたかったことを一言でまとめると、「意識し、行動を変えること」。 W杯の代表落ち、セリエA 時代に味わったベンチウォーマー、トルシエ時代に得意のトップ下から左サイドにポジションを代えられた時の納得のいかない心境......でも自分に何が足りなかったのかを常に分析して克服して、現在がある。といった内容を俊輔が語りかけてくれるような内容にあっという間に読破。興味本位的な目線が無いことが清々しいです。日本代表予選突破は彼にかかっております。この本を読むと、俊輔の試合も新たな発見があると思います。

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