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「徹底抗戦」 「拝金」 堀江貴文著

Tettei Haikin 「この世の中は諸行無常」堀江氏が著書 徹底抗戦のはじめに書いた言葉。

ジブン的には堀江氏に対しては同世代の成功者としての憧れもなく、また過去のマスコミから集中非難をあびせられたようなネガティブなキモチもありません。

しかし逮捕、拘留終了後に書かれた著書を読むにつれ共感出来る感覚を味わってます。

ライブドア時代の近鉄バファローズ買収の申し出。ナベツネの怒りが印象的でした。

個人的には楽天球団がライブドア球団であったならどれだけ日本野球界に一石を投じれたのかって思ってます。

ニッポン放送の筆頭株主に。衆議院議員選挙出馬し亀井静香氏と一騎打ち。

そして証券取引法違反で逮捕。

当時、僕が勤務していた会社は地元の有識者、経済人が共同で立ち上げたプロジェクトでちょっとした話題となった会社。

そんな先人たちもライブドア事件時には「ホリエモンみたいヤツは捕まって当然だ」的な意見を。

確かにメディアの報道通りであればそうなのでしょうが、堀江氏側の反論は聞えてこなく、むしろ仲間だったはずのM氏からは「堀江の指示で...」。

「拝金主義」に逮捕の容疑をこう描かれている。

①自己株売却を貸借対照表でなく損益計算書に乗せたこと。

これを脱法目的だとされた。

②有価証券報告書虚偽記載容疑、いわゆる架空取引。

それに対し、堀江氏は「道義的な責任を感じるも刑事責任を認めることとは別次元」

確かに部下の不祥事の責任を道義的にとるとしても、自ら違法行為を行ったと認められない。

③買収した会社の評価額を不当に水増しした「風説の流布」容疑。

公認会計士にライブドアが指定した算出額を用いさせたとされる。

これも判決には堀江氏が命じたとは書かれていないとの事。

誤解を恐れずにいえば、これらの罪とされることは、堀江氏のように世間に名が知られていなければこれほど騒がれなかったのではないだろうか。

堀江氏の処女小説「拝金」の中の一節、「突き抜けすぎた」のでしょうか。

それにしても、当時の世間のイメージとは異なり、堀江本はハナシ口調で書かれており、そして氏の真摯な姿勢も伝わってきて頷くことも多い。

よく、 「人の悪いとこを見ないで良いところを参考にしなさい」的なことを高名なお人は言いますが、氏の合理的かつ強欲な部分をとり入れられたらって思います。

いつの世の中、どの世界でもスケープゴートになる人っているのでしょうか。

勿論、堀江氏側の意見の本なので確かなことは分かりませんが、捜査・逮捕・勾留・起訴の権利を持つ検察について考えてみる良い機会になりました。

鈴木宗雄氏の件もありましたし。

拘留中にライブドア社員達からの励ましのメッセージが書かれた2枚の色紙に嗚咽するほど号泣したことや、

風呂場でこっそり自慰したことなど人間くさいホリエモンに会える「徹底抗戦」を読んだならば、

初の書き下ろし小説「拝金」は必読。

文章が稚拙とか色んな意見がありますが、

ボク的には素直の楽しめました。

どこまで真実を書いてるのかフィクションなのかを考えながら読んでしまいます。

冒頭の藤田優作とオッサンのやり取りが新鮮なタッチて描かれてます。

鳩に餌を与えながら、鳩達のバランスオブパワーを人間に置き換えてながら説いていくオッサンの意図を理解出来る感覚が堀江氏なのかなって感じました。

その鳩の生態をゲーム化していくプロセスを楽しそうに描いております。

何故か、ジブンも過去の眼鏡のシゴトに燃えていたことを思い出し、一気に優作に勝手に同一化を。

最終的にはオッサンの掌の上だったのかな、でもそれを途中で気づきながらも突き抜けた優作。

文体や背景は全く違うけれど村上龍の「69」を想わせるみずみずしいセイシュン小説だと思いました。

今後の活動に要チェックです。

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