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『ウェブはバカと暇人のもの 現場からのネット敗北宣言』 中川淳一郎著

Webbaka 最近、読んだ本で、こんなにスカッとした爽快感を味わえる本はありません。

ブログを2つ、ホームページを一つ、管理している僕にとって、一見、この本は、敵側に位置しそうですが、著者の中川氏自身が、インターネット上のニュースサイトの編集者、ネット情報発信に関するコンサルティング業務を行っている、ネット側の人間。

そんな、中川氏が、自虐的ともいえる本書、それもバカ、暇人と言いきってしまう意図は、本書を読むうちに理解できるような気がしました。

「ネットは時間制限なしで利用可能。外に出ないから交通費もかからず、腹も減らない。ブログ、動画など無料で使用できる。 暇人にとってネットは最高の娯楽。ヘビーに書込む人は暇人。 当然、カネを持っていない層でもある」

→グサっとした人、腹を立てる人、色んな意見があるでしょう。でも、僕的には、TV好きな人もゲーム好きな人も大差ないと思いますが、反論できるほどの理論も無いです。

「ネットユーザーは誰かの主張を聞きたいのではない。 心地よい空間を探しているだけ。
 自分と意見が違うものがあれば不快になる」

→これは、ちょっと偏見だと思いますね。他人がどんな考えを持っているのか、知ってみたいです。

何よりも、真実味、説得力があったのは、第5章 ネットはあなたの人生をなにも変えない

より、「ネットが一般に広がったとき、 夢 が多くに人に与えられた。ブログで面白い文章を書いていれば、誰かが、私を引きあげてくれるはず。」 だが、これは幻想である。結局は、リアルな世界で活躍している人だけが多額な報酬を得たり、スポットライトを浴びるのである。

自分がブログをやっている動機は、疎遠気味の友人、知人に自分が元気にしていることを伝えたい、文章力、構成力を鍛えたい。ということで始めました。

2007年に在函館少年というブログを開設。当時の僕は、クラシックカーミュージアムという施設の広報や営業の仕事に就いておりました。

そこでは、プロのライター、編集者、TVやラジオのアナウンサー、編成局長などと一緒に仕事をさせていただくことが多く、「どうやって、自分を彼らにアピールするか?」と考えた結果、地元函館をテーマにしたブログを書いて、名刺代わりにしてみようと思い立ちました。

それが、開設してから2か月くらいすると、アクセス数も多くなってきて、ちょっと困ってしまいました。

いつのまにか、グルメ系にカテゴライズされるようになり、自分のリアルな感情を書きずらくなってしまいました。

それに、店を紹介するというのも、他人のふんどしで相撲をとっている気もしてきて.....

そこで、在函館少年は、タウン誌的な要素を強め、この脱力少年で自分のホンネ的な感情をつたえようと、決めました。

先日、2週間ほど、六本木にある東京ミッドタウンのテナントで、1日15時間労働で、働きました。ブログを更新する暇もない状態です。

そんな、リアルな空間に身を置いてみて、ネット上で自分を表現するのは、確かに、虚構的な感じがしたのも事実です。人間の価値はいかに、リアルな世界で活躍、貢献できるかが大事かと、当たり前のことですが。

と、いいながら、今、キーボードを叩いているのは、上手く、説明できませんが、楽しいのも事実です。

結局のところ、他人と共感を得たいという欲求が、多くのブロガーを生みだしているのではないでしょうか。

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